21世紀の正しきオッサン宣言

最近、特に意識している訳ではないけれど
Straightを読み続けている

Straight. (ストレート) 2006年 06月号 [雑誌]

Straight. (ストレート) 2006年 06月号 [雑誌]

なんて言うか、このトンガリ感が良い。
ロングテール現象の1つの申し子なのか。。。
でも、なんて言うか、60年代生まれの欲望を
うまくそそってくれるよな。。。
そんな雑誌に思える。
で、今月の特集は、
「乗らずに死ねるか!煩悩だらけのクルマ選び」
Straightでも何度もクルマ特集やってるけど
今回のテーマは、子供のころのワクワク感に
火をつけてくれた。
まあ、スーパーカー特集。
カウンタックミウラ、BB、ランチアストラトス
2000GT
小学生のときに憧れだったスーパーカー達、
勉強もせずにひたすらプラモ作り続けて、
遠足って言えば、目的地なんてどうでも良くて
高速や駐車場でスーパーカーを探すことに命をかけてた。
一番、面白かったのは
横軸に中古市場価格、縦軸に年間維持費を示した相場表。
誰もが気になるよねー これ。すばらしい企画っす。
で、一番中古価格高くて、維持費がかかるのが
ミウラでした。
うんうん、思わずうなづいてしまいますねー
ミウラといえば、サーキットの狼の風吹裕矢の義理のおにいさんの
(名前忘れた。。)愛車。
颯爽と裕矢の前に現れて、ねえちゃんといっしょに消えていく。。
みたいな。。。
かっこいい〜っ。
ちなみに現在の相場、車両価格2000万以上、維持費100万以上っした。
サーキットの狼の登場車は軒並みチャートに登場。
ちなみに、中古車両価格の相場は
ロータス・ヨーロッパ 250万〜500万
カレラRS(早瀬左近のやつね) 1100〜1500万
2000GT 1700万以上
ディーノ(沖田から受け継いだやつねー) 800〜1800万
って感じ。
やっぱり、あのころを思い出すと思わず欲し〜♪ってなるね〜
ロータス買って、星刻みたいみたいな。。。
こうなってくると
物欲の基本は、移動手段を手に入れるでは無く、
子供のころの、あのプラモ欲しい
ってのと全く同じで、500万のロータスが欲しい訳で。。。
こんなのは、奥さんにはとても理解してもらえないでしょう。。。
500万のプラモかい〜〜
ってまあ、こんな世知辛い状況を見透かして
Straightが今号より、
「21世紀の正しきオッサン宣言」をして
”あらゆる欲望は美徳である”とサブタイトル化した訳です。
まあ、そこには前提があり、”美意識と節度”をもって
初めて”あらゆる欲望は美徳である”
と宣言することができる。
まあ、20/30代の即席成金とは違うのだぞ!
と多少ジェラシー交じりの背水(!?)宣言?
でも、まあ、節度っていう尺度は、”美徳”をうたうには必須かな。。と。
でまあ、読者の欲望に火をつけるのが今号の目的。。。
見事に火がつきましたよ。。。はは。。。
まぁ、今、買うことはできませんが、近い将来絶対手に入れるぞー
と明日の原動力の1つにはなりますなー
で、まあ、古いスーパーカーはさておき、
特集のもう1つもとても面白かった。
「脳みそがシビレるほど早いクルマ・ランキング」
1位はまあ、ダンドツ、
ブガティー・ベイロン(BUGATTI Veyron 16.4)でしょう。1001馬力/時速400km/h。こりゃもう異質っすね。
今回初めて知ったのは、止まるのもめちゃめちゃ早い。。。
0→100km/hに2.5秒、で、止まるのはというと
100km→0に2.3秒。。。
はぁ?(魔邪風)0→100km→0が4.8秒で終わりだそうです。
これもまた、ワープの世界ですね。
これが誰でも出来てしまうつくりなんですから、これまたすごい。。。
アルミの削りだしもシート革のステッチも全て手作り。。。
この視点で考えれば1億円は安いのかも(?)しれませんが、
まあ、普通のお財布ではクルマの値段ではありませんなー
しかし、乗ってみたい。。。ワープな世界。
ちなみに、ぼくが現在ゴールなクルマと位置付けているM6は
0→100km/hに4.6秒で23位でした。
0.2秒後にベイロンは100km/hから帰ってきて止まってるってことっすね。。
なんじゃそりゃ!?