上海交通大学

古くからの友人の知人が、日本から中国に帰国して上海交通大学の教授になり
約20名の学生を抱える研究室を運営しています。
今回、その教授からの招待を受けて研究室に遊びに行ってきました。
行ってびっくり。。!?
なんとも広大な敷地。
敷地内をハイウエイ(?)が横切ってるほどの広さで
今もなお、多数の新しい研究等などを増設中。
敷地内には宿舎もあり、多くの学生が生活をともにしているようです。
敷地内はあまりにも広大なので、学生のほとんどは自転車で移動。
またバス停もあり、敷地外へのバス移動なども行われています。
これほどに活発に拡大しているのは、江沢民の功績のようです。
上海交通大学は彼の出身校)
研究室の学生達も、ほんとうに勤勉で、活力があります。
学生とも直接、話しをしましたが
本当に勤勉だし、なによりも自身に満ち溢れているので
良い意味で対等に会話をしてきます。
これは、もうほんとに日本はヤバい!と痛切に実感しました。
知人の教授は東大でマスターを出て某F社で半導体開発に従事。
元々、Video CODECの専門でしたが
現在は、Audio CODECを手がけており、MP3はもとよりAAC-LC、HEなど
独自アルゴリズムによる低消費電力&省ゲートカウントのIPを
本当にまじめに作り上げていました。
基本アーキテクチャは教授自身がデザインし、それを学生が
Codingするという協業体制です。
今回、AAC-LC/MP3のCombo CODEC IPのデモを見せてもらいましたが
これはアルゴリズム開発から学生によるFPGA Codingまで約半年、
更に+2ヶ月で0.18μプロセスのSample ICの開発まで行ってしまっています。
(合計8ヶ月)学生なので、のんびりなんですよ〜
と教授は嘆いていましたが、なかなかどうして、
出来も非常によく、とっても優秀、十分”開発リソース”として
使えるレベルに近く感じました。
やはり、A/V系のCODEC IP研究ということで、大学内でも非常に
人気が高く、簡単にはその教授の研究室には入れないとのこと。
なるほど、その優秀さの理由がわかりました!
もっとも注目すべきは、H.264代替となる中国独自のCODEC AVSです。
これも独自アルゴリズムで、ほぼ完成している状況。
いまだ標準化の見通しはなんとも言えない状況のようですが
実際、代替技術が無いことを見れば、中国のでの標準CODECの座は
手堅いのでは?と思います。
取り合えず、技術提携とSales/Marketingのアライアンスを組む方向で
調整を行ってきました。
中国、恐るべし。。。
久々に鳥肌が立ちました!
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