進化を拒んだ古代魚と陸にあがったカメ

2時間で読みきれる本を
東京駅で片手に取り
いつもの新幹線に飛び乗る
「なぜエグゼクティブはゴルフをするのか?」
ゴルフすることを頑なに拒み続ける自分に
がらにも無く危機感なんぞを感じ
本能的に手に取ってしまった。
しか〜し、
これは、面白い。
まさに、自分が今行っている
コンサル業務の真髄を、とっても簡単に表現している。
教科書にしたい。

干上がりつつある海。
でもまだまだ、完全に干上がるには時間がある
時間がある
時間がある
時間がある
時間があるからこそ
賢いカメの親分は
今のうちに、一日のうち
短い時間でも良いから水の外に出て
苦しいけど陸で呼吸をする練習をさせ
水草ではなくて、陸の草を食べる練習をさせ
それが功を奏し少しずつ進化して
ほんとに水が干上がってしまったときにも
陸で暮らせるカラダを手にいれることが出来た。。。


今、自分がコンサルのクライアント先にしていることは
まさにこのこと。
かれこれ足掛け3年やってきたが
未だに、「何で水なんか干上がらないのに
こんな苦しい呼吸の練習しなくてはならないんだ!」
という声が絶たない。。。
「水が干上がるなんて、うそばかりじゃん」
という陰口なども。。。
そんなことに、腹立てるくらいなら、最初から引き受けてはいないが
やっぱり、そういう現実にさらされると、ちと辛い。
そんなに精神的に強く無いし。。。



そんな落ち込んでる最中に
急いで手に取ったこの本で
少しは気分が和らいだ。
やっぱ、そうだよねー


今、自分がやるべきは
一匹でも多くの古代魚を、陸に上がれるようにすること。
そこには
けちな感情論は持ち込みたくない。
ひたすら平等に、マシンのように
進化を促したい。
んじゃないと、沈没してしまう
この日本丸は。。。


ふざけた輩が支配する
かの国は、好きでは無いし
今でも脱出を心に誓う自分もいるけど
でも
もし、ふざけた輩がみんないなくなった時、
残ったみんなが進化を拒んだ古代魚だったら
シャレにならん。


なので
ひとまず
恨み節は封印し、
ふざけた輩は Out of 眼中 で
まずは、進化推進大作戦。


みなさん
おいらに力を〜っ




なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?

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